部署間の伝達漏れをなくし、
情報の一元化が可能に。
株式会社山匠電気工業
代表取締役 山子 泰典 様
エコ電化事業部 店長 山子 真希子様
青森県八戸市
DEN-UP導入前
  • 情報を一元化して、部署間での伝達漏れを防ぎたい
  • 仕事を効率化して質を高め、労働時間を削減したい
  • 情報が少なく、事前準備が不十分
  • 情報共有に手間がかかる
DEN-UP導入後
  • 情報をKANNAに一元化することで共有漏れを防ぎ、共有の手間も削減
  • データを蓄積しても、すぐ引き出せ、新規案件の参考に
  • 工事内容が明確になり、事前準備が可能に
  • 協力会社との情報共有も簡単に
会社概要
  • 社名:株式会社山匠電気工業
  • 所在地:青森県八戸市​
  • 従業員数:19名
  • 主な業務内容:住宅の電気工事(太陽光発電・蓄電システム、エコキュート、空調工事等)​

課題

仕事を効率化し質を高めたい。部署間の情報を一元化したい。

Q どのようなお悩みがあり、DEN-UPを導入されたのですか。
社長 山子様:働き方改革によって働く時間が制限されたため、
仕事を効率化し、質を高める必要性を感じたのが主な理由ですが、
それ以前に弊社で課題になっていたのが、部署間での情報共有方法です。
営業、工務、総務、経理といった部署間でのコミュニケーションが取れていなかったので、
一元化するためのツールとして、DEN-UPを導入しようと考えました。
DEN-UPを選んだ理由

全日電工連が共同開発・推奨

Q 数あるDXサービスの中からDEN-UPをお選びいただいた理由は?
社長 山子様:DXツールは色々見ましたがどれが良いかよくわからなかったため、
全日電工連が共同開発していて、勧めているということで導入を決めました。
DEN-UPがスピーディに浸透したコツ

社長自らDEN-UPを使い、定期的に説明会を実施

Q DEN-UPを社内に早く浸透させるコツは?
社長 山子様:社長である私が自ら率先して使うことが一番だと思いました。
そうするうちに社員が使い始めて「これは便利だ」と気づいたら、
それが雪だるまみたいに大きくなっていくイメージかと思います。
まず私が最初に使い、月に数回の社内会議の時に、
毎回10分間ほどDEN-UPの使い方の説明会を行っています。
その結果、導入してまだ半年も経っていませんが、
どの社員もある程度、活用できています。

また、DEN-UPというツールを使うには、ハード、すなわち端末も必要だと思い、
DEN-UPの導入と同時に用意しました。
現場で必要な社員にはスマートフォンにDEN-UPをインストールして渡しています。
タブレットも複数台用意して、誰でも使えるようにしました。
すぐに触れるように置いておくことで、皆が写真を撮ったり、連絡を取ったりして
「こういう風に使えるんだ」という風に、早く浸透したのではないでしょうか。
導入効果1

案件ごとに図面や地図などの資料を整理。
変更内容もすべてKANNAに入れることで情報の一元管理が可能に。

Q DEN-UPを活用してみてどのような課題が解決しましたか。
社長 山子様:弊社の課題として、部署間のコミュニケーションの問題をどうするか、ということがありましたので、
DXツールを入れるにあたって、「言った言わない、聞いていない」をゼロにする、というのをテーマとし、
KANNAに全ての情報を入れることで解決しようという結論に至りました。
KANNAの案件ごとのフォルダに、図面や地図など様々なお客様情報を入れ、
まとめることができるようになりました。
そこで修正や変更が発生した場合は、各人が聞いたことをすべてそこに書き込んだり、
チャットを使って連絡することで、「言った言わない、聞いていない」をゼロにするという目標に向かって進めています。
導入効果2

情報を効率よく引き出せる。ペーパーレス化にも。

Q KANNAを導入してからどのような面でお仕事に役立っていますか。
社長 山子様:データはすべて会社のサーバーに入れていたのですが、
別サーバーとして、KANNAを活用するようになりました。
KANNAに情報を入れておけば、後から効率よく引き出せる、という活用の仕方です。
案件ごとに整理しやすいので、写真を撮りためておいたり、図面を入れておいたり、
また、修正した図面も入れておくという風にどんどん入れていって、
最初の図面と後の図面で何が違うのかを見比べることもすぐにできます。
そうすることで、紙の資料の削減にもつながります。
導入効果3

過去の類似工事の情報を引き出して、新規案件の見積もりの参考にも。

Q KANNAをどのように活用されていますか。
社長 山子様:新築の住宅に関しては、配線状況を写真で撮ったり
壁が貼られる前にどこに配線があったかというのを確認して
電源の切り忘れがないようにしたり、
最終的な点灯試験や点灯チェックも、現場での作業員が写真に撮ってKANNAに保存し、
それを私がKANNAで後から見て確認する、というようなやり取りをしています。

小さい工事に関しては、現地調査に行った際に
KANNAで写真を撮って、見積もりの参考にしたり、
何が必要かということをメモしておくという使い方をしています。
また、現場へ行って写真を撮って、メーター数を測って、
物を置けるかどうかなどを調べて、持ち帰って見積もりを作って提示する
というような形での活用もしています。
そういった情報もどんどん撮りためていけば、「以前に似たような工事があったな。
じゃあこれぐらいの工事金額だな」というのを概算ですぐにお客様に伝えることができますので、
データを蓄積することは大事であると思っています。
導入効果4

電気の学習ツールも社員教育に活用できる。

Q KANNA以外にも活用しているコンテンツはありますか?
社長 山子様: DEN-UPには、KANNAやフォトマネージャー以外にも、「電気工事の学び場」という電気の学習ツールもあり、
社員全員で閲覧して活用しています。

電気工事の学び場

電気工事のプロたちの知恵・知識・ノウハウを蓄積/共有する「人材育成支援コンテンツ」。
色々なテーマの動画や、用語検索、LINEゲームなどがあり、楽しみながら学ぶことができます。

●動画
●用語検索
●学習ゲーム
導入効果5

工事内容が明確になり、事前準備や効率的な仕事の進め方ができるように。

Q DEN-UPを導入後、社員の方に変化はありましたか?
社長 山子様:以前は、現場で何が起こるか、何が必要になるかがわからず、
色々な材料や道具を持って行っていた社員も、
情報が事前に共有されるようになったことで、
工事内容が明確になり、過不足なく持っていけるようになりました。
そうすると、荷物がコンパクトになっていき、
社員の車の中がすっきりとして、以前よりきれいになったように感じています。

また、会社に何かを取りに戻る回数も減ってくるでしょうし、
地図をあらかじめ見て、ルートなども考えるようになれば、
ガソリンの減りも少なくなるでしょうし、
そういった意識はまだ人により差はありますが、少しずつ出てきたかなと感じています。

やはり「仕事が見えている」ということが、とても大事なことだと思います。
次の仕事にもすぐ行けますし、ある程度時間も読めます。
そうすると、仕事もはかどり、早く家に帰れるようになって、
次の日に元気に仕事ができる、という風になっていくことを期待しています。
操作性

タブレットにアプリを入れて指でも操作。クラウド化も簡単。

Q 操作性はいかがでしょうか?
社長 山子様:使いやすいツールであると感じています。
今まではパソコンなどでしかDXツールを触ったことがありませんでしたが、
タブレットにアプリを入れると、画面に指で触れて使用できるのも便利です。
また、すぐにそれをクラウド化して情報共有できるのも、
非常に使いやすいと思っています。
Q エコ電化事業部の業務内容について教えてください。
エコ電化事業部 店長 山子様:
エコ電化事業部は現在、女性3名で活動しています。
お客様から寄せられた電気のお困り事に対して、
まず現地調査をさせていただき、
見積もりを提案するところまでの対応をしています。
工務担当者が実際に現場を見ていなくても工事ができるような、
必要な情報を入手するように意識して行っています。
導入効果6

情報共有の手間が減少

Q DEN-UPをどのように使っていますか?
エコ電化事業部 店長 山子様:
これまでの、現地調査をした際の情報共有の方法は、
お客様の写真や情報、見積もりのPDFなどを
LINEグループや個別LINE、メールなどで行った後に、
さらに電話で補足をする、というやり方でした。
現地調査の写真はLINEアルバムにして、
ダウンロードせずともLINE上で確認できるような工夫はしていましたが
どうしても個別でのやりとりになるので、
他の社員と共有する時にはまた同じことをしなければいけないという手間がありました。

DEN-UPを導入してからは、その案件に携わる担当者を複数名選べますし、
現地調査の写真や見積もりも関係者全員で共有できるようになりました。
最近チャットも使用したところ、タイムラグは発生しますが
言い忘れ、伝え忘れがなくなるのでは、と感じているところです。

例えば太陽光発電の工事の場合、電力会社と国へ申請するのに必要な書類を揃えるには、
営業の私と、工事担当、申請担当、それぞれが別の場所にいるため、
今までは何度も個別にメールで確認するなど大変な上、返信がないスタッフもいましたが、
DEN-UPを導入してからは、チャットで伝えるだけで済んでいるのと、
チャットだと必ず返信が来るので、大変助かっています。

外注先との情報共有も簡単に。

Q DEN-UPを利用してどのような業務効率化を期待されていますか?
エコ電化事業部 店長 山子様:
いま、外注先や協力会社の皆様にもDEN-UPを使っていただく準備をしています。
そうなれば、現場に材料の納入をお願いする場合に、
地図を送らなくても現場の場所を共有できたり、
日程が変更になった時も、今まではメールと電話でお知らせをしていたのが
DEN-UPで全員で共有できて、念のためにチャットでのお知らせもできるので、
間違いなく日程変更も外部の方とも共有できますので
これが慣れてスムーズに使えるようになると
ミスが減りすごく効率が上がると思います。
カスタマイズ性

使いやすく変更が可能。

Q KANNAのどのような機能が特に役に立っていますか?
エコ電化事業部 店長 山子様:
仕様書や図面、工程表、現地調査の写真や見積もりなどを格納するフォルダは、
フォルダ名を私たちがわかりやすいように変えたり、資料を入れる場所を自由に選べたりと、
カスタマイズできます。私たちの色に変えやすいところがすごく使いやすいですね。

DX化が社員の幸せとお客様満足につながる

Q 全国の電気工事会社様へメッセージをお願いします。
社長 山子様:
DEN-UPを導入すること、使いこなすことが目的になってしまわないように
あくまで社員の幸せとお客様の満足に、
DEN-UPというDXツールが使われること、これが一番大事なことであり、
それをきちんと従業員に説明し続けることが大切だと思います。
そのために使うツールとしては、ものすごくよいものだと思います。
あとはそれを情熱を持ってトップや責任者が
伝え続けられるかということが、一番大切かと思いますので
全国の皆様も是非検討しながら使っていただければ、と願っています。

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