現場作業が会社の軸
写真管理がスムーズになったことで
現場負担が激減し
生産性向上へ
誠電気株式会社
代表取締役社長 川村敬史様
現場事務担当 立石優翔様
広島県 広島市
DEN-UP導入前
  • 写真整理業務がボトルネック
  • 黒板を持ち歩き撮影作業が負担
  • 事務方の作業が煩雑
DEN-UP導入後
  • 現場と事務方が連携し写真撮影業務がスムーズに
  • スマホ一つで黒板撮影も完結
  • パソコンに苦手意識がある方でもわかりやすく写真整理が可能に
  • 仕事が細分化でき、全員で仕事ができる環境づくりに貢献
会社概要
  • 社名:誠電気株式会社
  • 所在地:広島県 広島市
  • 従業員数:13名
  • 主な業務内容:地元発祥のスーパーや工場、倉庫など、民間工事が6,7割。広島市などの公共事業を行っている。

課題

工事終盤の忙しい時期に現場写真の整理の必要が出てくるため、現場の負担が非常に大きかった

Q どのようなお悩みがあり、DEN-UPを導入されたのでしょうか?
社長様:主な課題として、電気工事の現場で必要となる写真整理がありました。特に工事終盤の忙しい時期に写真整理という作業がさらに加わるため、現場の負担が非常に大きく
なっていました。また、現場作業に携わる人間は、どうしてもパソコン作業が苦手な者が多く、慣れていない者が写真整理を行うと、さらに時間がかかってしまうという問題も抱えていました。

さらに弊社の職人たちはデジタル系のツールに苦手意識を持っている者が多いため、新しいシステムを導入する際の反発や、使い方を覚えることへの抵抗があることも事実です。現在、弊社で使用しているシステムは個別機能の連携がとれておらず一貫性に欠けるため、これが現場のデジタル化に対するハードルを上げている一因であるとも感じています。しかし有資格者に本来の仕事に集中してもらえるようにするためには、このあたりのツールがどうしても必須になると思っていました。
DEN-UPを選んだ理由

現場の効率化を常に考えている中でPhotoManagerが魅力に

Q 数あるDXサービスの中からDEN-UPをお選びいただいた理由は?
社長様:現場の効率化を常に考えており、現場代理人や職人の仕事を細分化し、皆で効率的に仕事ができる体制づくりに取り組んでいました。その中で、写真整理が業務のボトルネックとなっていることが明らかになりました。

ちょうどその時期に、電気工事工業組合(以下、組合)からDEN-UPに関する情報提供をいただいたのが、導入を検討するきっかけです。私自身が組合の理事を務めていたため、システムに関する詳しい情報を得る機会に恵まれました。

最も大きな決め手となったのは、DEN-UPの機能であるPhotoManagerが「撮影の施工前、施工中、施工後を分かりやすく管理でき、現場でも操作しやすいソフト」だと感じた点です。
導入効果1

黒板を持ち歩く手間が減り、スマホ一つで完結

Q PhotoManagerの導入前と後で、どのような変化がありましたか?
社長様:以前は黒板やホワイトボードに手書きで書き換える手間がありましたが、PhotoManagerの機能の一つであるデジタル看板にしてからは誤字が減り、黒板自体も見やすくなったのは大きな効果です。電気工事特有の単語が登録されているため変換もスムーズです。一度作成した黒板の情報をコピーして再利用できるため、一から作成する手間がほとんどなくなり、準備する時間が大幅に短縮されました。黒板を持ち歩く手間が減り、スマホ一つで完結できるようになったことで、非常に業務しやすくなったと思います。

立石様:現場で撮ってもらった写真と、不足している写真の確認作業は依然としてありますが、現場側もスマホで写真を確認できるため、連携が非常に取りやすくなりました。その結果、撮り忘れが減り、作業時間の短縮にも繋がっていると感じています。

また、図面上で撮影箇所が分かりやすいのは大きなメリットです。コンセントなど、同じようなものを多く撮る場合でも、図面と紐づくことで「どこどこのコンセント」といった具体的な場所が明確に把握できるようになったのも良かったです。
導入効果2

現場に行かなくとも状況を把握し具体的に指示・連絡できる

Q 実際に現場で使われている方たちの感想はいかがですか?
社長様:弊社では、現場作業が会社の軸であると考えており、現場がスムーズに作業を進められるように常に工夫しています。現場の負担を減らすことで、会社全体の生産性向上に繋がると信じています。また、現場作業者はパソコン作業が苦手な傾向があるのですが、彼らが苦手とする作業時間が減ったことで、精神的な負担も軽減されていると感じています。PhotoManagerを導入することで、写真撮影、管理、整理などがスムーズに行えるようになり現場の負担も大幅に軽減しました。これは本当に大きな成果だと思います。

立石様:社長が言うように、現場の作業者とスムーズに連携がとれるようになったのでお互いの負担も随分なくなりました。PhotoManagerは、データの保存がパソコン上ですぐできて、写真の入れ替え作業も簡単に行えるのでとても良いです。これまでは現場で撮ってもらった写真の中に不足しているものがあれば、現場と密に連絡を取りながら、足りない写真の撮影指示を出す必要がありましたが、写真の管理が簡単にでき、図面と連携しているのでそういった手間も随分、省けるようになったと思います。

誠電気株式会社の活用ポイント!

現場と事務が連携し3STEPでPhotoManagerを活用。

【STEP1】現場と事務で撮影場所や内容を打合せる
【STEP2】現場で写真を撮影
【STEP3】事務が写真を整理&管理

役割分担を明確にして写真を管理することで負担が軽減し作業もスムーズに。
導入効果3

DX化することで事務作業が効率化された

Q DX化を推進するのは事務として負担ではありませんか?
立石様:全体的に見て、紙での管理に比べてデータでの管理の方が事務作業としては非常にやりやすく、写真共有も簡単になったのは本当にありがたいと感じています。新しいアプリやソフトは、最初は使い方を覚えるのが大変ですが、一度覚えてしまえば作業が楽になるのでとても良いことだと思います。
将来性

さらに社内活用を広げていくことを検討中。今後のアップデートに期待大!

Q DEN-UPに期待することはありますか?
立石様:公共工事の現場でPhotoManagerの図面へのピン止め機能を使っていますが、新築現場などではピンが多すぎて煩雑になってしまうことがあり、まだ使いこなせていない部分もあります。

社長様:今後は、PhotoManagerの社内での活用をさらに広げていきたいと考えています。特に民間工事での活用も進めたいです。現場での音声入力機能がもっと活用されれば、作業の手間がさらに減るのではないかと期待しています。

この先、人手不足が深刻化する中で、いかに生産性を上げていくかが中小企業の喫緊の課題だと認識しています。そのために、AIやDXといったデジタルツールをもっと積極的に活用していくことが必須だと考えています。有資格者には、資格がないとできない専門的な仕事に集中してもらうためにも、このようなDXツールは不可欠だと感じています。

DEN-UP担当者の方とは、組合の会合などで会う機会が多く、その際にシステムの課題や改善点を伝えると、非常に前向きに話を聞いてもらえます。今後、より電気工事に特化した機能のアップデートが進むことを非常に楽しみにしています。
Q . 全国の電気工事会社の皆様へ、メッセージをお願いします。
社長様:この業界は平均年齢が高いので、高齢な経営者さんが導入に二の足を踏んでいるケースもあるかもしれません。しかし、私の周りには、意外と私より詳しい年配の方も多かったりします。そういう会社は、うちでは取り組んでいないようなことをされていたりすることも多く、逆に勉強になることも多いです。

どちらにしても、これから先は人材が減少していく中で、いかに生産性を上げていくかを考えなければなりません。そのためには、少なからずAIとかDXというものを活用していく必要があると感じています。ぜひ一歩を踏み出していただけたら、その効果を体感していただけると思います。

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