DX推進で実現!
業務効率約30%向上と創業以来の最高売上
株式会社宮城電気サービス
代表取締役 齋藤 貴俊 様
専務取締役 齋藤 好伸 様
工事リーダー 山内 洋一 様
工事リーダー 松本 涼 様
宮城県 東松島市
DEN-UP導入前
  • 過去5年ほどDX化を検討しており、DEN-UP導入前には4社ほど他社のツールを検討していた
  • 社内でのDXツールとのマッチング、ランニングコスト、業務効率化の定着方法に課題を感じていた
  • 作業日報は1枚の紙に複数人が記入する形式で、順番待ちが発生し、長時間待つこともあった
  • 案件ごとに50枚~100枚の資料を作成していた。そのため毎月の印刷代が3万円~4万円と高額だった
  • 資料の抜け漏れや、誤った現場の資料を渡してしまうといったヒューマンエラーも
  • 顧客情報や現場の参考写真、見積もりなどの管理もすべてアナログ
  • 残業時間が長く、働き方改革が必要な労働環境だった
DEN-UP導入後
  • 全体的な効率が30%前後向上
  • 顧客情報の一元管理の達成。ペーパーレス化により印刷代は1/4に減少し、作成の手間の削減に・現場に知らせたい内容も一斉通知することで効率化
  • 場所や時間に関係なく日報記入や資料の確認ができるようになった
  • 従業員の状況が一覧で確認でき、スケジュール調整も円滑に
  • 全従業員の年間平均残業時間は1年間を通して15.5時間に大幅減少したにもかかわらず、今期は創業以来、最高の売上を達成
  • 過去20年分の案件内容をデジタル化し、自社の施工手順などのノウハウを施工前の事前学習や施工後の確認に活用することも検討・準備中
会社概要
  • 社名:株式会社宮城電気サービス
  • 所在地:宮城県東松島市
  • 従業員数:16名
  • 主な業務内容:電気設備工事の他に空調や給排水衛生の設備工事も行う。民間工事が8割、公共工事が2割と地元密着で事業を展開しつつ、東北6県や時には関東方面まで工事に行くことも。

課題

働き方改革を考える中でアナログなスケジュール管理・作業日報が大きな足枷に

Q どのようなお悩みがあり、DEN-UPを導入されたのでしょうか?
齋藤社長:ここ5年ほど、資料を取り寄せたりセミナーに参加したりして、DX化の検討を重ねてきました。DEN-UPを導入する前に、4社ほどのサービスを検討しましたが、ランニングコストやどのように社内に浸透させるか、という点で、ずっと迷いがありました。

以前はスケジュール管理もアナログでカレンダーに手書きで行っていてそれも大きな課題でした。さらに長年続けていた作業日報の運用にも困っていました。社員が5~6人だった頃は問題なかったのですが、10人を超えてくると、1枚の紙に順番に記入していくため、最後の方の人が書く頃には、夜の8時や9時、時には10時になってしまうこともありました。「働き方改革」というキーワードが出始めたタイミングで、これは変えなければいけないと強く感じたのが、導入の大きなきっかけです。とにかく効率化を進めなければならないという強い思いがありました。
DEN-UPを選んだ理由

Q 数あるDXサービスの中からDEN-UPをお選びいただいた理由は?
齋藤社長:知ったきっかけは、たまたま石巻の電気事業共同組合の会合に行った際に、資料をもらったことです。何気なく見ているうちに、直感的に「これはうちの会社に合う!」と感じました。

齋藤専務:私が実際に画面を見て触ってみて、当社の作業の流れに合っているか確認しました。現在も私が一番触っているのですが、使い勝手が良いと感じ、最終的に私たちの現状にマッチすると確信し、社長に導入を進言しました。

DEN-UPがスピーディに浸透したコツ:やると決めたら全員が同じ方向を向いて取り組む

Q DEN-UPを社内に早く浸透させたコツは?
齋藤社長:「やる」と決めたら全員が同じ方向を向いて取り組むこと、さらにツールに任せきりにせず、自分たちがどのように使っていきたいかイメージし「司令塔」となる人物が中心となって動かすことが必要だと考えました。

齋藤専務:私が「司令塔」として積極的にツールを運用しました。案件作成から完了報告まで全て管理し、従業員への情報共有も素早く行っていきました。導入してすぐにアプリの操作を覚えた社員が、他の社員に教えることで、社内で「教え合う」文化が生まれ、コミュニケーションがさらに活発化したと思います。全員がDEN-UPを使えるように、作業時間を少し早く切り上げてツールを触る時間を増やし、社内研修をしたことも、浸透を早めるうえで効果的だったと思います。

山内様:社長から導入の話があった時、特に抵抗はありませんでした。慣れるまでは不安もありましたが、実際に使ってみると難しくなく、結果的に導入して良かったと思っています。

松本様:正直なところ不安はありました。実際に触ってみると、若い社員はすぐに覚える一方で、私は使いこなすまでに時間がかかりました。しかし、非常に難しいと感じることはなく、「めんどくさい」と思うこともありませんでした。今後どのように活用していくのかという漠然とした不安はありましたが、今ではスムーズに使えて非常に効率が良くなったので良かったです。
導入効果1

務効率が約30%向上!コピー代も1/4に

Q KANNAの導入前と後で、どのような変化がありましたか?
齋藤社長:導入後は、業務効率が約30%向上しました。紙の資料を作ったり提出したりする機会が減り、打ち合わせ時間も短縮され、社員が休みを取れる時間も増えました。残業時間もかなり減少し、昨年の年間平均残業時間は15.5時間でした。残業は減ったのにもかかわらず今期(10月決算)は、創業以来最高の売上を達成する見込みです。

導入前は、案件ごとに50~100枚の資料を全て私が作成していました。しかしボリュームが多いのと業務過多で資料の抜け漏れなどもあり、資料作成は非常に大変でした。DEN-UP導入後は、こうしたアナログな作業がほぼなくなり、毎月のコピー代も約1/4に減少しました。以前は月3~4万円かかっていたコピー代が、現在は5千円~1万円程度に収まっています。現場での確認事項も大幅に効率化されました。

山内様:手書きの日報がなくなり、スマホで入力できるようになったことで、一度会社に戻ることなく現場で対応できるようになりました。日報の順番待ちで30~40分待つこともなくなったのは大きな変化です。空き時間に進捗を書いたり、現場で資料を確認したりできるようになったため、大幅に効率が上がりました。
導入効果2

社員の業務状況が一目瞭然。スケジュールも案件管理もスムーズに

Q 情報共有や案件管理はどうしていますか?
齋藤社長:KANNAのカレンダー機能は、社員のスケジュール調整に役立っています。専務が毎週末に次の1週間分のスケジュールを割り振り、各担当者が内容を確認できるようにしています。不明点があれば個別に確認したり、リーダーを中心に事前に打ち合わせを行ったりしています。また、誰が何時から何時まで空いているのかがパッと見て分かるようになり、管理が格段に楽になりました。これにより、急なスポット案件が入った際にも、すぐに担当者を割り振ることができます。

齋藤専務:KANNAの機能は、ほぼ全て活用しています。現場ごとに案件を作成し、従業員には写真を見せながら作業を指示します。作業完了後には、何時から何時まで作業したか、どのように完了したかなど、報告を全て入力してもらっています。突発的な現場の場合には、それぞれの従業員が自ら案件を作成することもあります。

松本様:基本的に工事担当者全員がKANNAを活用しています。施工管理の基本的な情報は専務が入力し、担当者はその情報をもとに作業内容を確認します。写真を見ながら、現場スタッフに共有するといった形で情報共有を行っています。施工中や完了後の写真も、現場のスタッフがKANNAにアップロードしています。施工前には、アップした写真を見ながら、状況や施工場所、例えばトイレや照明の位置などを確認し、作業を開始します。作業中や完了後も写真を撮って取り込み、チャットで専務に完了報告をしています。

宮城電気サービスの活用ポイント!

専務が主導して管理。現場担当者とのやり取りもスムーズに

【STEP1】専務がすべての案件を登録
【STEP2】現場担当者が作業工程などを確認
【STEP3】施工中や施工後の写真をアップロード
【STEP4】作業前・作業後もチャットで報告

専務が一括で案件管理を行い、それぞれの現場に割り振ることで効率化アップ!
導入効果3

1,000枚近い写真管理も操作に迷うことなく楽々

Q PhotoManagerの導入前と後で、どのような変化がありましたか?
松本様:PhotoManagerは去年、入札工事で初めて活用しました。最も大きな変化は、黒板を手で書く作業が一切なくなり、全てスマホで管理できるようになったことです。特に狭い場所での撮影が多い工事現場では、黒板が少し切れてしまったりすることもあったのですが、PhotoManagerのおかげでそんな心配はなくなりました。1,000枚近い写真を撮ったのですが、フォルダで分けて管理できるなど、便利な機能が多く、迷うことなく使いこなせました。大規模工事では非常に役立ちました。
Q 全国の電気工事会社の皆様へ、メッセージをお願いします。
齋藤社長:Xには様々なツールがありますが、「これだ」と決めたら、迷わず導入するべきだと思います。迷うことは大切ですが、決断して実行すれば、必ず前に進めます。弊社の場合はDEN-UPを導入したことで、大幅な効率化を実現しました。今後もさらに効率を上げていきたいと考えています。

導入のコツとして弊社が成功したのは社内に「司令塔」となる人物を置いたことだと思います。司令塔が動くことで、ツールが最大限に機能します。

今後は、これまで弊社で扱ってきた案件すべてをKANNAに入力していく計画です。これは単なるデータ保存ではなく、過去の案件を遡って確認する際の検索時間の短縮や、10年経ったお客様へのアフターフォローのツールとしても活用したいと考えています。さらに弊社の施工方法などを社員に教えるための学習ツールとしても活用したいと思っています。施工手順を動画で撮ってアップロードすることで、弊社オリジナルの事前学習や施工後の確認ができるようにしていきたいと考えています。全国の電気工事会社の皆様も、ぜひDEN-UPの導入を検討いただければと思います。

導入事例

一覧を見る

経営課題への対策は、DEN-UPで
今のうちに取り組みましょう

資料ダウンロード